朗読ボランティア 「杜の音通信」 (H30年8月号)

平成26年の9月から、月1回のペースで朗読ボランティアに伺っている 「ギャラリー杜の音」
8月は、以下の3作品を朗読しました。


① イ・スジン:脚本・絵 「韓国の昔話」 より 「りゅうぐうのくろねこ」
② 川端 誠:作・絵 落語絵本 「ときそば」
③ 久世 光彦 :作 「触れもせで」~向田邦子との二十年~より 「遅刻」「ゆうべの残り」


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① イ・スジン/脚本・絵 「韓国の昔話」 より 「りゅうぐうのくろねこ」  (朗読:八幡 靖子さん)


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むかし、ヤイ という女の人がいました。木を売るのが仕事でしたが、毎日あまり売れません。
ヤイは、だれかの役に立つことをねがい、のこった木を海辺へおいていきました。
すると数日後、目の前に魚があらわれました。竜宮に招待されたヤイは、ふしぎな くろねこ をもらって...。


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第50回五山賞を受賞した作品を、今回は、八幡さんが読んでくれました。
杜の音の皆さんも 「韓国の昔話」 を、興味深そうに聞き入って下さいました。


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② 川端 誠:作・絵 落語絵本 「ときそば」   (朗読:田中 憲子さん)


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屋台のそば屋に立ち寄った男、そば屋をおだてるだけおだてて、そばをたいらげ、さて、お勘定となり...。
小銭しかないからと、1枚ずつ出しながら 「いま何時だい?」 と聞き、そばの支払いをごまかします。
それを見ていた別の男が、次の日同じようにごまかしてやろうという魂胆で そばを食べるのですが・・・・・


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落語といえばこの話、という位、有名なお話。
江戸っ子のきっぷの良さと、落語調のテンポの良さを、今回は田中さんが持ち前の明るさで、小気味よく表現してくれました。
杜の音の皆さんも、絵本を見ながら楽しそうに聞いて下さいました。


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③ 久世 光彦 :作 「触れもせで」~向田邦子との二十年~より 「遅刻」 「ゆうべの残り」   (朗読:長野 淳子)


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演出家であり、作家としても見事な作品を残した 久世光彦氏 による、脚本家 向田邦子さん との思い出を綴ったエッセイ。
「触れもせで」 というタイトルが実に意味深です。


◆「遅刻」
あんなに約束の時間にいい加減な人も珍しかった。私はいつもあの人を待っていた。

◆「ゆうべの残り」
人の世の毎日は 「ゆうべの残り」 を引きずりながら、次の日へ、また次の日へとつながっていく。


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二十年のパートナーなればこその知られざる "向田邦子の素顔" が明かされます。
杜の音の皆さんも、ご自身の人生と重ね合わせながら、しみじみと聞き入って下さいました。


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読んでいる間の 皆さんからの 「笑い声」 や、読み終わった後の 「拍手」 「楽しかった」 の声が 「朗読して良かった~」 と思う瞬間です。
そうした声を励みにして、これからも 「朗読ボランティア」 を続けていきたいと思っています。

当日の詳しい模様は、こちらをご覧ください!
http://www.stage-up.info/contents/cat9/cat23/-308.php