「新幹線 こまちにて 下り編」

4月下旬に秋田で上演される朗読劇に出演するため、このところ月に2回は秋田通いをしている私。
初めて秋田新幹線に乗った時、盛岡以北をとてもゆっくり走る事。
列車とすれ違うために、乗降駅でない所で、2~3分停車する事。
更に、途中から今まで走ってき方向とは逆方向に進む事に、とてもびっくりしました。


それでも、いつもほとんど1人掛けで、隣りの席の人に 「今日は当たり」 「今日ははずれ」
などと思うこともなく、秋田までの2時間半をゆっくり練習にあてていました。


その日も、仙台から乗り込んだ時車内はガラガラで、「よし。今日もゆっくり練習ができる」 と
早速、座席の前のテーブルに、台本・メガネ・ペンケース・ストップウォッチ・お茶と一式並べて、
練習を始めようと思っていると、車掌さんが通路を歩いてくるのが見えました。


そして1人1人座席を確認していた車掌さんは、私の所で止まると、とても素適な笑顔で
「恐れ入ります。乗車券を拝見します」 と言いました。


「あら、乗車券のチェック? こまちは全席指定なのにめずらしいわねえ~」 と思いながら、
おもむろに携帯電話のモバイルスイカの画面を車掌さんに見せると
「あ~お客様は16号車の5番A席ですね。恐れ入りますこちらは、15号車でございます」
と言われてしまったのです。


てっきり15号車だとばかり思っていた私は、ビックリするやら恥しいやら。
テーブルいっぱいに広げたものを、ガラガラとバッグに入れて、16号車に移動しながら
「今日は、私がハズレ!」 と、つぶやいたのでした。


今まで、間違って座っている人に 「違っていますよ」 と声を掛けることはあっても、
自分が間違えるということは、まず無かったことなので、少々ショックな出来事でしたが
以来、しつこいくらい何度も、車両と座席を指さし確認して、座るようにしています。


それにしても、座席に違った人が座っているのは、どうやってわかるのでしょう。
座席のどこかにスイッチでもあって、座った途端に車掌さんの持っている機械が
「ブー」 と鳴るのでしょうか?今度、機会があったら聞いてみようと思います。


田沢湖駅.jpg


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