「朗読会に参加して」 (福山郁江)
12月8日、ステージ・アップの朗読会 ライブリーディング 「ブーケ」 が上演されました。

一昨年に続き、2度目の出演で、
今回、私が読んだ作品は、『君へ』 というエッセイから、「教えない」 と言うタイトルでした。
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「おとこ、だけの、はなしがあるんだよ」
三歳の息子の口から、唐突に出た言葉。
「何だ?」 と聞くと、「ここじゃ、だめ、なんだよ」 と答える。

この話は、3歳の息子が、父親に 「男だけの話」 をするという内容の、
子供にとっては深刻な問題ながらも、とても可愛らしい内容で、父親の目線で書かれています。
私も息子がいるので、息子が3歳だった頃を思い浮かべて、
「この親子の様に信頼し合える父と子の関係が築けていけるといいなぁ」 という想いを込めながら朗読しました。

本番はやはり緊張しましたが、会場のみなさんの温かい眼差しに支えられて、無事、読むことが出来ました。
夫や子供達、両親も最後まで楽しく聞いていました。私の想いが息子と夫に届いていたら嬉しいです。
親戚のおじも、はじめて聴きに来たのですが、「朗読っていいもんなんだなぁ」 と言っていたようで、
いとこが 「自分の父親にこういう心があったのか、、」 と驚いていたようです!
この作品に出会わせてくれた長野先生に感謝いたします。
また、ご一緒させて頂いた出演者の皆様、会場の運営をして下さった皆様お世話になりました。
そして、お越し頂いた皆様、ありがとうございました。

これからも、小学校での読み聞かせ など、様々なシーンで朗読を続けていきたいと思います。
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https://www.stage-up.info/voice/cat25/vol128.html