初めて 朗読劇 に出演して (三浦由子)

  
朗読メンバーブログ [posted:2016.12.23]


12月3日㈯ せんだいメディアテークのスタジオシアターで、朗読劇 「口紅のとき」 が上演されました。


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実は私は、今年(平成28年)の4月に朗読を始めたばかりの初心者です。
6月末に、思いがけず長野先生より朗読劇の出演依頼を受けた時には、
「朗読って楽しい。もっともっと上手くなりたい」 と思っていたところでしたので、「やります!」 と即答してしまいました。


ですが、最初のころ、自分の読みを録音して聴いてみると、ぶつぶつ文章が切れているのです。
我ながらひどい読みでビックリしました。
図書館から 「朗読」 と名のついている本を片っ端から借りて読み、自分の読みを録音して何回も聴きました。


レッスンで、先生と一緒に 「18歳」 を読み解くと、当初自分で読んでつかんだつもりでいた内容と、
全然違う深い世界が見えてくるので、本当に驚きました。


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10分ほどの短編ではありますが、作者の角田光代さんは、
言葉の端々まで世界を構築していて、天才ではないかと思いました。
初恋の切なさを描いた 「18歳」 は、何回読んでも飽きることがないのです。素敵な作品をいただけて幸運でした。


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また、小関佳宏さんの 「星の名前」 というギター曲に合わせると、自分で言うのも何ですが、実にいいのです。
長野先生の選曲さすがです!


しっかりとイメージできれば、読みが変わるし、聴いている方に伝わるというのですが、
もしかすると、本をさらりと読んだだけ以上のものを 「朗読」 は伝えることができるのではないかと
その可能性にワクワクいたしました。
 

しかし、今回は 「朗読劇」 です。
私の役は、高校の卒業式の日に、同級生の彼氏から 「1本の口紅」 をプレゼントされる 「18歳」


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声は 「18歳」 になれても、この年で 「18歳」 の姿をするなんて、おかしく見えないかしら...。
一度録画した自分の姿をみたところ、ひどすぎてガッカリしました。


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おずおずと恥ずかしがっていると変に見えます。な りきるしかないと覚悟しました。
「私は18歳」 そして 「ここは通学路の川べり」 と自分に言い聞かせながら舞台に臨みました。


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レッスンでの朗読は、毎回緊張して震えてばかりでしたが、本番では不思議とあまり緊張もせず、
暗い客席は、時折咳は聞こえるもののシンと静まり、聴いていただいていることがわかり、
満ち足りた気分で最後まで行けました。


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他の出演者の皆様の朗読も毎回とても参考になりましたし、ともに励まし合って頑張ることが出来ました。
自分も含めて、本当によく頑張ったと思います。


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今回、お声がけいただき、ほめて育てていただき、長野先生には本当に感謝しております。ありがとうございました。
この経験を糧にして、今後も朗読を続けて行きたいと思っております。


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当日は 「奇跡の満席」 で本当に大変だったようですが、多くのスタッフの方々にご協力いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、お忙しいところ足を運んで下さいましたお客様、真剣に聴いて下さり本当にありがとうございました。  (三浦由子)


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