「かけがえのない財産となった 朗読会」 (佐藤睦子)

  
朗読メンバーブログ [posted:2017.12.26]

長野先生の個人レッスンを受けるようになったのは、平成27年の10月からです。
それまで、地元秋田で保育園児への読み聞かせや、地域での読み聞かせボランティアなどをする中で、
子供だけでなく 「大人へ向けての朗読を学びたい」 と思ったのがきっかけでした。


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今回読ませて頂いた 「大岡裁き」 は、個人レッスンに持参した作品で、
これまで子供向けの作品が多かった中で、初めての 「時代物」 でした。


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先生から 「佐藤さんの声が、作品とマッチしている」 と言われ
「朗読会で読んでみない?」 と言われた時は、嬉しいやらびっくりするやらでした。


なにせ初めての参加で、当初は不安と迷いだらけで、どうなることやらと思いましたが、
練習を重ねるにつれて登場人物の心情が理解できるようになり、少しずつ自信が持てるようになりました。


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この 「大岡裁き」 は 「赤子をめぐる 生みの親と育ての親」 のおなじみの名裁きの
「その後」 を描いた作品ですが、私は、最後の二行が一番好きです。


「おたよは奉行の深い目を思い出した。恐ろしい方だと思った。
そうしておたよは震える手で、幼子の頬にそっと触れた。ぬくもりが、確かにそこにあった」


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裁きが下って子どもを失い、やけになって強がっていた主人公の心に、奉行の粋な計らいで、
再び母性が呼び起こされる様が凝縮されているシーンで、何度読んでも、胸に迫るものがありました。
お客様に、物語の臨場感を、少しでもお伝えできていたら嬉しいです。


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ご指導いただきました長野先生、ありがとうございました。自分では気づけないことを、たくさん教えて頂きました。
本当に今回の経験は 「財産」 となりました。


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ご一緒させて頂いたステージ・アップの皆様、そしてお運び頂いた皆様、本当にありがとうございました。
今回の経験を活かし、これからも自分らしい朗読を続けていけたらと思っています。


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