「ライブリーディング ブーケ Vol,1」 を終えて  (島尾尚子)

  
朗読メンバーブログ [posted:2010.12.04]

こんにちは 島尾尚子です。
今日は、11月20日 仙台エクセルホテル東急で開催された 「ライブリーディング」 のご報告です。


ステージ・アップが発足してから10年以上経ちますが、メンバー揃ってのイベント開催は、なんと今回が初めて。
長野代表のもと、メンバーが立ち上がるきっかけとなったのは、
仙台エクセルホテル東急のクローズを目前に控えていたから。


ステージ・アップで司会者として活躍しているメンバーは、東急を学びの場とし、東急でデビューを飾った者がほとんど。
我々の原点となった会場 「東急」 がクローズする前に何かを・・・と、企画したのが 「ライブリーディング」 でした。


shimao_tokyu.jpg様々な想いを抱きながら迎えた ライブ当日。


私は、カメラを持参して いざ、会場へ!
まずは朝一番、澄んだ空気の中に佇む東急の外観をパシャリ!!


まるで観光客のようでしたが、出発点となった全てを残しておきたいという思いから、
指が自然とシャッターボタンへ・・・看板から司会台まで写真に納めてきました。

shimao_display.jpgshimao_waiting.jpgshimao_dessert.jpg



ということで、いよいよ 「ライブリーディング」 スタート!


アンティーク調のお洒落な家具や小物が飾られた会場。ヨーロッパの邸宅を思わせるような素敵な空間。
ウェルカムドリンクやデザートビュッフェもあり、まるでホームパーティーのような雰囲気でした。


shimao_naoko.jpgレストランウェディングにも使用されていた 思い出の場所で、
電子ピアノの 優しいメロディーが流れる中、
メンバーそれぞれに、様々な思いを乗せて ステージに立ちました。


ステージの背後は 全面ガラス張り。
外の木々から 落ち葉がひらりひらりと舞い降りる様も 素敵な演出のひとつ。
優しい時間に包まれ、まるで夢のようなひとときでした。


お客様にとっても、癒しのひとときとなったのではないでしょうか。


shimao_gundoku.jpgフィナーレは・・・

お客様と一緒に 「当たり前のこと」 という詩を 群読しました。
日々の小さな幸せを思い出させてくれる 素敵な詩です。


そして・・・
会場にいる全員が 一つの詩を通して一体となり、ライブリーディングは、
お客様の笑顔と盛大な拍手で 幕を閉じました。


shimao_hana.jpg私事ですが、10歳になる息子が 会場に足を運んでくれました。


ライブリーディングにお越し頂いたお客様には、お帰りの際に 
記念にバラの花を一輪ずつお贈りしたのですが、
バラを手にした息子は 「このバラ、大切にしなくちゃね。」 と一言。


そのバラは、知的障害者 通所授産施設 ローズガーデンの皆さんが、
心を込めて栽培した バラの花だったのです。
その一輪のもつ価値を 息子は感じてくれたようです。



shimao_dry.jpgその気持ちが枯れないよう、只今ドライフラワーとなるべくバラ達は我が家の天井から 
プラプラとぶら下がっています。まるで クリスマスのオーナメントのようです。


ライブリーディングで披露した作品の中など 目には見えないちょっとしたメッセージ。
きっと、お越し頂いたゲストの皆様にも 朗読の深さだけではなく、
大切な何かを伝えられたのでは・・・と、思っております。


最後に・・・
当日お越し頂いたお客様始め、お世話になった協賛各社の皆様、
そして、我々の師匠 長野氏、ステージ成功に向けて共に頑張ってきたメンバー達。
多くの方に感謝の気持ちを贈ります。


そして・・・
沢山の経験と思い出をくれた 仙台エクセルホテル東急に 心からありがとう・・・