「打合せ」 を見学して (その1)


先日、長野先生の打ち合わせの見学に、期待を胸いっぱいに膨らませて会場へ向かいました。
この日は、新郎新婦のご両親も同席され、打ち合わせの様子をご覧になりました。


新郎新婦は、お住まいから少し遠い会場での打ち合わせということもあり、
はじめは若干お疲れと緊張のご様子でした。


長野先生がその雰囲気をいち早く察知され、場を和ますお声掛けを随所に盛り込んでいくうちに、
お二人の表情が自然と柔らかくなって話も弾みはじめ、
先生は進行表にそって、披露宴の内容を的確に整理していきました。


今回の結婚式は 「人前結婚式」 で執り行われるのですが、
新婦のお父様は 「神前結婚式」 と勘違いされていたらしく、
その違いを先生が本番さながらのコメントを入れて説明された途端、
どんどん引き込まれていったご様子で 「ブラボー!」 と、思わず拍手を頂く場面もあり、
お母様も目を潤ませながら感激していらっしゃいました。


司会者にとって 「打ち合わせ」 とは、その披露宴の土台である事を認識したのと同時に、
色々な方と接する一期一会の瞬間を大切にしなければならない、という事を学んだ一日にもなりました。